3.11からはや2年半がたちました。1000年に一度というこの大震災と原発事故は、私たちの価値観の変革と草の根型の創成復興が急務だということを教えてくれました。

脱原発への近道は、ともすれば他人任せになりがちな習慣を改め、私たち一人一人ができる事を主体的におこなうことに他なりません。

絆や縁をカタチにしていくNPOやソーシャルビジネスを支え、
社会的に不利な立場の人々をも包み込むような「志金循環」・・。
NPOバンクは誰もが志を持って社会変革に参加できる新しい選択肢であり、そうした新しいお金の流れをつくることは、エネルギーの生産消費のあり方を変えることにもつながるのです。

自然エネルギーと支え合いの精神に満ちた豊かな循環型社会を実現するために必要なソーシャル・イノベーションとは・・ 

そして私たちに出来ることは?

環境・エネルギー・金融のスペシャリストとして活躍されている田中優さんをゲストに迎え、脱原発に向けて今社会の底流で起こりつつある、エネルギーとビジネスと地域社会の最新の動きについて分かりやすくお話しいただきます。

実は原発のことが難しくてよくわからない人、エネルギーとお金と社会のつながりについてもっと知りたい人なども、ぜひお気軽にご参加ください。

     
                記

日 時 : 2013年11月18日(月)18:30〜19:50

場 所 : 早稲田大学早稲田キャンパス11号館818教室

ゲ ス ト:  田中 優 氏

ファシリテーター:柳 孝一 氏 多摩大学大学院客員教授、日本ベンチャー学会理事
                早稲田大学ビジネススクール前教授
                早稲田大学ソーシャルアントレプレナー研究会特別顧問

          【ゲスト・プロフィール】
田中 優(たなか ゆう)
1957年東京都生まれ。
地域の脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。2012年末には岡山に移住、自宅と電力会社との電線をカットし、電力会社に頼らない自給自足生活(オフグリッド)を実証中。
1994年に日本のNPOバンクの先駆けとなる「未来バンク事業組合」を設立、理事長に就任。
環境をはじめとする市民起業への融資を通して、市民主役の社会を目指している。
音楽家の坂本龍一や音楽プロデューサー小林武史、ミスチルの櫻井和寿らと設立したNPOバンク「ap bank」の監事ほか、天然住宅バンク理事長、日本国際ボランティアセンター理事、一般社団法人 天然住宅共同代表を務める。立教大学大学院、横浜市立大学の非常勤講師。
主著に『どうして郵貯がいけないの』『おカネで世界を変える30の方法』『天然住宅から社会を変える30の方法』『おカネが変われば世界が変わる』『幸せを届けるボランティア 不幸を招くボランティア』
『地宝論〜地球を救う地域の知恵』『子どもたちの未来を創るエネルギー』『原発に頼らない社会へ こうすれば電力問題も温暖化も解決できる』『放射能下の日本で暮らすには?食の安全対策からがれき処理問題まで』 他多数。

参加料 : 無 料

定 員 :  30名

主 催 :  早稲田大学ソーシャルアントレプレナー研究会(WSEI)

お申し込み:WSEI事務局 info@wsei.jp 宛てに、氏名、所属等をお知らせください。

tanaka