設立趣旨

近年、欧米をはじめとする世界の主要なビジネススクールでは、社会起業家やソーシャルビジネスをテーマにした講座や研究が盛んに行われるようになりました 。 グローバル化の進展も相まって、日本国内でも、急激な少子高齢化、貧困者の急増、環境問題など様々な社会問題が深刻化しつつあります。
こうした社会的状況に対応するため、早稲田大学WBS研究センターでは、ソーシャルビジネスの実践的な研究機関として、ソーシャルアントレプレナー研究会を設立いたしました。本研究会が、社会起業やソーシャルビジネスに関心を持つ学生や社会人のための有益な研究の足場となり、ビジネススクールとのインタラクティブな効果を持つことを強く期待するものです。本研究会が、将来の長きににわたり、日本と世界の発展のために貢献できますよう、皆様のご参加とご協力をお願い申し上げます。
                                      

WSEIとは

本研究会は、社会問題の解決やソーシャルイノベーションを導く多様なビジネスのあり方についての研究をおこない、研究成果を社会に還元することで、社会の課題解決に寄与することを目的としています。
本研究会の特徴を一言で言いますと、第一に実践的であること、第二にオープンであること、第三にコラボレーションを重視しております。第一の点につきましては、テーマ毎の分科会を設置し、各分科会での研究成果を実際の事業創出へ繋げるべく、インキュベーションとしての役割を担いたいと考えております。第二の点については、社会の課題を多くの方々と共有し、知を集結して解決に取り組むべく、出来るだけ敷居を低くして、関心のある方はどなたでも参加できるよう心がけています。第三の点につきましては、大学、企業、政府、自治体、NPO、一般市民など、幅広い分野の方々にご参加をいただき、多様な観点から、産学官民共同での研究プロジェクトに取り組んでまいります。

WSEIが目指すもの

1. 具体的なテーマの設定と解決の追求

少子高齢化問題や環境問題など、現実社会の具体的な課題についてテーマを設定し、その解決や社会イノベーションの推進に向けて、ビジネスの観点から研究をおこなう。

2. 具体的なプロジェクトの立ち上げ

社会的課題の解決や、社会イノベーションを目的に、具体的なビジネスプロジェクトを立ち上げる。

3. 産学官民連携による研究とプロジェクトの実施

課題解決や社会システムの構築に向け、本研究会、企業、行政等が共同で研究をおこない、プロジェクトを実施する。

4. ソーシャルイノベーションを担う人材の育成

上記の研究活動を通じて、ソーシャルイノベーションを担う人材を育成に寄与する。

対象となる主な研究テーマ

1. 社会起業家の研究・育成

2. ソーシャルビジネスの研究・推進

3. 企業のCSR・社会貢献活動の研究・推進

4. 医療介護分野のビジネスの研究・育成

5. メンタルケア事業の研究・推進

6. ソーシャルファンドの研究・開発

7. IT活用によるソーシャルイノベーションの研究・推進

8. 地域活性化の研究・推進

活動内容

1. 研究活動

(1) テーマ毎に定例または不定期の勉強会、セミナー、シンポジウムを開催する。

(2) 研究課題ごとに分科会を設け、実践向けた研究プロジェクトを実施する。

2. 共同事業・委託事業活動

(1) 国や自治体、または企業、大学、NPOなど民間諸機関との提携により、産学官の共同研究プロジェクトを実施する。

(2) 国や自治体、または企業、大学、NPOなど民間諸機関からの委託により、研究プロジェクトを実施する。

〔ソーシャルアントレプレナー研究会活動の概略〕